日焼け対策の基本はやはり帽子。誰でも気軽にできる紫外線対策です。
紫外線が皮膚がん、白内障などの原因になることが広まるにつれ、
特殊なuvカット加工を施した帽子の販売が増えてきていますが
ほとんどがレディースものです。
まだまだメンズのuvカット帽子は少ないのが現状です。
「日焼け対策のために帽子が欲しいけど、どれが良いのかわからない、、、」
「夏の炎天下で仕事するのに紫外線から頭を守れる帽子が欲しい、、、」
「メンズのuvカット帽子はどこで買えるのかわからない、、、」
そんな悩みを抱えている方、または身近に困っている方がいる方におすすめの
メンズ向けで、しっかりuvカットや日焼け対策できる帽子の選び方と
ショップを紹介していきます!
●日焼け対策できるuvカット帽子の選び方●
毎年春過ぎからuvカット帽子の需要が高まるので、多くの新製品が登場します。
ですが、UVカット機能が曖昧なものも多いのが現状です。
もちろん普通の帽子でも日焼け対策にはなりますが、
よりuvカット機能が期待できるものを入手するなら
購入前に商品説明で確認しておいた方が良いことがあります。
◆紫外線遮蔽率◆
どの程度uvカット率があるか「%」で表示されたもの。
紫外線遮蔽率90%以上あるものがおすすめ。
紫外線透過率(どのくらい紫外線を通すか)で表示されている場合は
数値が低い方がuvカット率が高いということになります。
◆遮光率◆
遮光率とは、どの程度日光を遮ることができるか「%」で示したもの。
カーテンなどに良く表示されます。
紫外線遮蔽率は「紫外線を通さない率」なので、
紫外線透過率90%なら遮光率も90%というわけではありません。
ただし、完全遮光(100%光を通さない)ものは
完全に光を遮断する=紫外線、赤外線、可視光線の全てを遮断する
ということになるので紫外線透過率は0%ということになります。
◆UPF値◆
繊維製品の紫外線保護指数を表します。UV Protection factorの略。
uvカット衣服やカーテンなどの繊維製品に表示されます。
降り注ぐ紫外線が多く、紫外線対策研究の先進国である
オーストラリア、ニュージーランドで定められました。
防御無しの肌が15~20分間で日焼けする日差し×時間を示します。
例)素肌の状態15分間日焼けする量×50=750分
例えばUPF50の衣類を着て、
防御無の肌が15分間日焼けするのと同等の焼け方をするには
750分(約12時間30分)かかるということになります。
数値が高いものほど日焼けしにくく、最高がUPF50以上。
12時間30分以上も日に当たり続けることはあまりないので、
普段の生活ならほとんど日焼けせずに済みます。
UPFは15から50までの数値で表されますが、
帽子でUPF表示がある製品は、UPF50以上と書かれているものが多いです。
UPF15~24 225~360分(3時間45分~6時間)
UPF25~39 375~585分(6時間25分~9時間45分)
UPF40~50+ 600~750分(10時間~12時間30分)
◆uvカット加工の種類◆
uvカット加工と書かれている帽子は数多くありますが、
確認したいのは加工の仕方。
主に2つのものに分けられます。
【紫外線吸収剤や紫外線錯乱剤、光触媒を製品の上から塗布したもの】
多くのuvカット製品はこちらのタイプ。
デザインが豊富で安値なものが多く、買いやすいのがメリット。
洗濯により薬品が剥がれ、効果が落ちやすいので
1シーズンのみや、数年をめどに買い替えするのが推奨されています。
同じものをずっと身に付けたくない方におすすめ。
【素材や繊維自体にuvカット機能があるもの】
素材自体にuvカット機能があるカーボン、セラミック、チタンを練りこんだ繊維は、
洗濯などで効果が落ちないのが特徴。
「uvカット繊維使用」などの表記があれば、こちらのタイプ。
半永久的に効果が持続するので何度も買い替えしなくて良いのが最大のメリット。
やや高値の商品が多く、種類も少ないので色々なデザインや色を
選びたい方には不向きです。
長く使用したい帽子を購入するならこちらのタイプを選びましょう。
いずれのタイプも、帽子が破損したり、繊維がほつれてきたりすれば
効果が落ちます。
古くなってきたと感じたら、買い替える方が良いでしょう。
●メンズの帽子でもつばの広いものは日焼け対策効果が高い!●
帽子の形はつばが前面にのみついているキャップタイプと
つばが帽子全周にあるハットタイプが主ですが、
よりuvカット効果が高いのはハットタイプになります。
ハットタイプの帽子はつばの長さが7㎝で65%、13㎝で90%も
顔面に当たる紫外線量を減らしてくれます。
普段使いのメンズ帽子なら、麦わら帽子のようなつばが広めのタイプを
選ぶほうが良いでしょう。
ただし、スポーツ時などはキャップタイプの方が向いています。
スポーツブランドの帽子はキャップタイプが多めなのも
動きやすさを重視しているためです。
キャップタイプのuvカット帽子は頭頂部に降り注ぐ紫外線を防いでくれ、
視界が明るく見えやすいという利点があります。
サングラスや日焼け止めを併用して、用途によって使い分けるのがおすすめです。
なお、サンバイザーは通気性や、目元に日陰を作ってくれる機能がありますが、
頭頂部がむき出しになるので紫外線対策としては向いていません。
炎天下ではなるべくハットタイプやキャップタイプの帽子をかぶりましょう。
●おすすめのブランドメンズuvカット帽子●
サングローブ
日本よりも多くの紫外線が降り注ぐオーストラリアは世界で最も皮膚がん患者が多い国。
そのため、紫外線対策技術の先進国と言われています。
(日本のuvカット製品に表示されているUPF値もオーストラリア発の規格です)
福岡県所在の紫外線対策グッズ専門店「サングローブ株式会社」は、
オーストラリアのuvカットグッズを多数輸入。
アマゾンなどの大手ネットショップにも出店しています。
サングローブの帽子はUPF50+表記があり、uvカット率は97%前後。
オーストラリア皮膚ガン財団認定の製品で、欧米を中心に幅広く販売されています。
メンズの帽子の種類も多く、様々なデザインから好みのものを選べます。
サイズは56~60㎝まで用意されているので、自分の頭部のサイズを測って
注文しましょう。
価格帯は3,000~4,000円前後と、比較的買いやすいのも嬉しいポイントです。
(サングローブ) Sunglobe UVカット 帽子メンズクールカンフォート ハット
2,999円(色はベージュ、カーキ、ネイビー)
(サングローブ) Sunglobe UVカット帽子メンズ クリケット スタイル
2,999円(色はクリーム、ベージュ、オリーブ、ネイビー、チョコレート)
(サングローブ) Sunglobe UVカット 帽子 メンズ ストローハット
3,969円
芦屋ロサブラン
完全遮光のuvカットグッズを販売している日本のブランド。
生地は全て日本製(縫製は中国)です。
完全遮光なので紫外線は100%カットします。
生地自体にuvカット機能があるので、洗濯しても効果が落ちません。
一般的なuvカット帽子に比べると少し値段が高値であることや
メンズ向けの種類が少ないことがややデメリット。
ただし、日本のuvカット専門店の製品なので修理にも対応してくれます。
サイズはフリーサイズで56㎝~59㎝まで帽子内側のマジックテープで調整可能。
長く使える帽子を探している方には最もおすすめなブランドです。
Rose Blanc(ロサブラン) 完全遮光100% UVカット サーフハット
6,912円(カラーはネイビーとベージュ)
Rose Blanc(ロサブラン) 100%完全遮光 ツイード中折れ帽子
10,800円(カラーはグレーとブラック)
アディダス
スポーツブランドとして人気の「アディダス」は、
主にキャップ型の帽子やサンバイザーを販売しています。
サンバイザーは頭頂部が開いているのでキャップ型の方が日焼け防止になります。
UPF50+の表示がある製品も多く、デザインやカラー、サイズも豊富。
UPF50と書かれている帽子は繊維自体にuvカット効果があるものが
使用されているので洗濯などにより効果が落ちません。
価格も1,000円台からあるので買いやすいのが大きなメリットです。
ジョギングなどのスポーツ用におすすめのブランドです。
(アディダス)adidas トレーニングウェア ロゴキャップ
1,496円(色はネイビー、ブラック、ホワイト、イージーブルー、チョークパール)
コロンビア
アメリカ発のスポーツウェア専門店「コロンビア」。
コロンビア独自のオムニシェイド機能を備えた帽子はuvカット効果があり、
95%~98%の紫外線をカットします。
内側は撥水性、速乾性に優れたジャージーメッシュ素材。
バックベルトでサイズ調整可能。
(コロンビア) Columbia ゲッパーキャップ
5,292円+送料
●uvカット帽子を購入する前は頭部のサイズを測ろう●
ネットショップでは豊富な種類の中からuvカット帽子を
選ぶことができるのが大きな利点ですが、
実物を見られないのでヘッドサイズをしっかり測ってから注文するのがベスト。
メジャーを用意し、耳の上の辺りで「一番頭囲が大きい部分」を測ります。
このときメジャーを強く引き締めたりたるませたりするとサイズがずれるので
適度な長さで測りましょう。
頭囲が一番大きい部分を測る
頭囲+1㎝が帽子のサイズになります。
メンズの頭囲平均サイズは58㎝と言われています。
心配な方は大きさを調整できる帽子を購入するとより安心です。
●メンズのuvカット帽子の選び方まとめ●
✓日焼け防止効果が高い「完全遮光」「uvカット繊維使用」「UPF50+」表記があるか確認する
✓つばの広いもの、ハットタイプの帽子はUVカット率が高い
✓頭囲+1㎝の帽子サイズを選ぶ
日焼け止めと併用することで更に顔への紫外線を防ぐことができます。
メンズ専門ブランドの日焼け止めの口コミレビューはこちらの記事もどうぞ。
【白くならない日焼け止め メンズの毎日使いOKなZIGENUVクリームジェル】
この記事へのコメントはありません。