紫外線対策の基本、帽子。
夏の外出中は自転車に乗るときもかぶりたいもの。
風で飛ばされそうになって悩む方も多いと思います。
紫外線対策になり、自転車でも飛ばされにくい帽子の
選び方について書いていきます。
●自転車で飛ばない工夫がされた帽子●
帽子に首にかけられる紐が付いた帽子や
特殊な形状で作られた帽子は風で飛ばされにくく、
かぶって自転車に乗れます。
また、自分の頭のサイズに合っているかどうかも重要です。
きつくて脱げそうなものやゆるくて隙間に風が入るものは
飛ばされるので、自分の頭のサイズに合ったものから選びましょう。
●帽子の選び方●
ネットショップなどで素敵な帽子を見つけても自分に合うかどうか
悩むことがあると思います。
頭のサイズを測っておく
帽子の深さ、つばの広さ(長さ)、直径を見る
購入前に上記2つの項目はチェックしましょう。
◆頭のサイズの測り方◆
おでこ~後頭部の一番幅が長い部分を測ります。
頭部の長さぴったりのサイズよりも、0.5cmほど大きいものを
選ぶ方がおすすめ。
女性の平均サイズ 57.5cm
男性の平均サイズ 59.0cm
専門店ではSS、S、M、L、XL
など豊富なサイズ展開がある帽子も販売されています。
自分の頭に合ったものから選びましょう。
◆紫外線対策帽子の選び方◆
紫外線対策効果を重視するなら、
「紫外線カット率」「UPF値」の表示がされているものから選びましょう。
UPFは繊維製品に表示されている「紫外線保護指数」。
15~50まであり、数値が高いほど防御効果が高くなります。
UVカット加工のある帽子はUPF40~50のものが多いです。
長時間使用するなら数値が高いものが良いでしょう。
繊維製品のUVカット加工は2タイプあります。
UVカット効果がある繊維で作られたもの
出来上がった製品にUVカットコーティングしたもの
繊維自体にUVカット機能があるものは洗濯しても効果が落ちませんが
コーティング剤は剥がれるので、2~3年で買い替える必要があります。
UPF値表示があり、UVカット繊維で作られたものなら
安心して使用できるでしょう。
長年使用して繊維に隙間や穴が開くとUVカット効果は落ちます。
古くなったと感じたらやはり買い替えどきでしょう。
◆帽子のつばの長さ◆
紫外線対策効果が高いのは帽子のつばが長いものです。
全周につばがあるハットタイプがおすすめ。
ハットタイプはつばの長さが7㎝で65%、13㎝で90%も
顔面に当たる紫外線量を減らしてくれます。
◆帽子の色◆
紫外線カット率が最も高いのは「黒」です。
ただし、黒は熱が籠るので熱中症になりやすく、真夏の
日差しが強い日はあまり向きません。
次にブルー、イエローと続くので秋冬は黒や青、春夏は黄色と
使い分けるのも良いでしょう。
UVカット加工がされている帽子ならどの色でも紫外線対策になります。
絶対に焼きたくない場合は、日焼け止めやサングラスを併用しましょう。
●UV加工が無くても麦わら帽子は優秀!●
昔から頭部を日焼けから守るために利用されてきた麦わら帽子は
素材に使われている「麦稈真田」が紫外線に強いため、
UVカット対策の帽子としておすすめ。
通気性もよく熱中症予防にもなります。
色も紫外線透過率が低めの黄色なので
真夏にかぶるのに最適な帽子と言えます。
つばが広いものが多いので夏用に一つ持っていると便利です。
●自転車でも飛ばない紫外線対策帽子の選び方まとめ●
✓紐が付いた帽子や風に飛ばされない工夫がされた帽子
✓自分の頭に合ったサイズの帽子
✓UPF値や紫外線カット率が表示された帽子
✓つばの長さは7㎝以上推奨
✓色はブルーやイエロー推奨
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